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世界三大毛織物産地「尾州」のスローファブリック
こんにちは、横浜のオーダースーツ・オーダーシャツ・洋服リフォームの「YOKOHAMA TAILOR NAGASAKA」です。
当店は、ゼニア、ロロ・ピアーナ、ドーメルをはじめ最高品質の舶来ブランド生地を豊富に取り扱っておりますが、もちろん日本が誇るジャパンブランドの生地もご用意がございます!
今回は「尾州(びしゅう)」の生地をご紹介します。
業界の方はもちろん、ファッションや日本のモノづくりがお好きな方でしたらご存知かもしれませんが、尾州(愛知県一宮市)はイギリスのバタースフィールド、イタリアのビエラと並ぶ『世界三大毛織物産地』として世界にその名をとどろかす存在です。
この事実は様々な意味で価値があると思いますが、一般的にはまだそこまで広く知られてはいませんね。尾州エリアでは次代を担う若手の方が中心となり新たなブランド発信などを行っており、経済番組等で取り上げられるなど今後の展開が非常に楽しみです。ぜひ当店で日本が誇る尾州ブランドをご体感いただければと思います!
《Schonherr Weaving Cloth》
240grms
wool100%
光沢加工
明治大正から昭和初期にかけて主流で使われてきた低速織機「ションヘル式織機」を使用して、ゆっくり織られた生地です。このビンテージな織機は、非常に扱いが難しく手間と時間がかかる一方、織るときに一本一本の糸にかかるテンションが優しく、柔らかな風合いの生地に仕上がります。
また特殊なフィニッシュ(整理加工)によって、落ち着いた光沢感とストレッチ感を兼ね備え、昔ながらの趣がありながらも現代風にアップデートされたこだわりの生地です。
それでは代表的な生地見本をいくつかご紹介しますのでご覧ください!
日本のモノづくりの世界やメイドインジャパンがお好きな方にはぜひご検討いただきたい「尾州」の生地。今回はションヘルをご紹介しましたが、他にもラインナップがございますので今後不定期にご紹介していければと思います。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。